人生が一番つまらなくなる年齢は47歳|132か国の調査で分かった満足度のU字カーブ

仕事にも暮らしにも、大きな不満はない。それなのに、人生がつまらない。

人生の満足度が一番下がるのは、47歳前後です。世界132か国で、同じ結果が出ています。

調べたのは、アメリカのダートマス大学の経済学者、デービッド・ブランチフラワーです。人生の満足度を年齢ごとに並べると、若いころから少しずつ下がり、40代後半で一番下になり、そこからまた上がっていきます。豊かな国でも、そうでない国でも、一番下は47歳から48歳でした。

なぜ、40代後半なのか。経済学者のハンネス・シュヴァントが、ドイツの13万件以上の回答から、一つの答えを出しています。20代の人は、将来の自分の満足度を、実際より1割ほど高く見積もっていました。思い描いていた未来と、実際の自分。その差を一番痛く感じるのが、中年なのです。

年を重ねると満足度がまた上がるのは、思い描いていた未来を手放して、悔やまなくなるからだと考えられています。

ただ、手放して待つ以外にも、道があります。これからの未来を、思い描き直すことです。

若いころに思い描いた未来は、年収や役職のように、手に入れたら終わるものが多かったのではないでしょうか。思い描き直すときは、材料が違います。ここまでの人生で身につけたこと。人から何度も頼まれてきたこと。時間を忘れてやってきたこと。どれも、未来を思い描いたあのころのあなたは、まだ持っていなかったものです。

思い描いた未来との差を感じるのは、それだけの時間を生きてきたからです。人生がつまらないと感じているなら、未来を思い描き直す材料は、もうあなたの手元にそろっています。

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