宝くじの高額当選者のその後|大金を当てた人が破産を避けられなかった理由

宝くじで1億円当たったら、仕事を辞めて、好きに生きる。そう考えたことはありませんか。

実際に大金を当てた人たちのその後を、調べた研究があります。

アメリカのフロリダ州で、宝くじに当たった人たちを追いかけた研究です。5万ドルから15万ドルを当てた人は、破産を数年先に延ばしただけでした。5年後には、少額しか当たらなかった人と同じ割合で、破産していたのです。

お金だけではありません。1978年の別の調査では、高額当選者の幸せの度合いは、近所の人とほとんど変わりませんでした。友人との会話や、テレビを見るといった毎日の小さな楽しみは、かえって感じにくくなっていました。

大金を手に入れても、手に入らなかったものがあります。「自分は何をしている人なのか」という答えです。

その答えは、お金では買えません。自分一人で名乗っても、成り立ちません。誰かの役に立ち、その人に認められて、はじめて形になります。

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