あらすじ
「一人になりたい男、話を聞いて欲しい女」という有名な本のタイトルのように、男にとって一人の時間はとても大切である。
特に、妻や彼女が自宅に親・親戚、友人などを呼んで、居場所が無くなったり、喧嘩して空気が悪い時など、避難所として自分だけのプライベート空間を確保したいものである。
だが、いざ家を出てみても特に行く場所もなく、ゲームセンターやカフェやファミレスなどに足を運んでも、精々1、2時間程度。
もう少し時間が潰せて出来れば、静かでゆっくりできる場所が良い。
そんな時、たまたま走っていた国道沿いに一つの「個室DVD鑑賞」と書いてある看板が目に入った。
いつもはスルーしていた看板も、この時だけは妙に輝いていた。
さらに「VR」という文字に惹かれたせいか、手が勝手にハンドルを切っていた。
気づいたら車を駐車、フロントガラスを見上げたそこには「個室DVD鑑賞」の入り口が…
個室DVD鑑賞とは
個室ビデオとは店内にある大人のDVDを借りてそれを個室で見られる施設です。
ほかにも「個室DVD」「DVD鑑賞店」などと呼ばれることもあり、「金太郎」「宝島24」といったチェーン店が有名ですね。
おもに所帯持ちのサラリーマンの隠れ家、そして食欲と並ぶほどの欲の処理をするために使われることが多いです。
また、個室ビデオは24時間営業であるがゆえに終電を逃した人が宿代わりにするケースもよく見られますね。
下手にファミレスやドライブ、シティホテルなどより、かなりお手軽に時間を潰すことができます。
有名な「金太郎」さんにお邪魔しました
まずは金太郎さんの他の方のレビュー動画をご覧ください。
今回は金太郎さんの「VRコース」を体験してきました。
お値段は以下の通りです。
当たり前ですがVRは通常より高めですね。
ですが、宿代わりに「金太郎」を活用して、そのついでに少しだけVRを体験したい方は通常コースで12〜24時間を選び、510円プラスして1時間だけVRを使用することをオススメします。
その方が安上がりに済みますからね。
受付を終えて、いざ個室へ
意外にキレイな通路を通って自分の部屋へ
その前に腹が減ったのでカップヌードルを購入。お湯を入れておきます。
古い型なのだそうですがVRをマジマジ観察。
「これから革命が起こる」と、この時なぜかワテの無意識が厨二病に変化していた。
VRに将来の可能性を見出し感心している間にカップヌードルができあがり。
この時でさえ「腹が減っては戦ができぬ」とか心の中でほざいてたワテは勘違いも甚だしい…もう既に何者かにでもなったつもりだったのだろう。
はい。これは戦のための武器です。
いちいち説明しなくてもわかって欲しい。
ワテは緩めの武器を購入。
店員さんに「どれがオススメ?」と聞いたところ「私はキツめがw」といったので逆を選択した。
そして、箱を開けて準備完了。
いざVRを装着し、新作の中からお気に入りを見つけ再生。
そして、この顔である。
感想として「体験した人しかわからない」でした。
これ多分ですが動画でも表現できません、自分で体験することで様々なメリットに気づかされます。
この時、既にワテの心は「結果的に居場所がなくなったときは金太郎に直行」に変わり果てておりました。
VRの面白さは当たり前として、そのほかにも色々と男性難民のニーズを満たしていたこともありワテにとっては「オアシス」である。と、そういう認識に変わった。
まとめ
一人になりたいときに「個室DVD鑑賞」は有益であることが今回の取材でわかった。
しかし、そもそも「一人になりたい」と思う時というのはそれ相当なストレスが溜まっている場合が多い。
ストレスの根底にあるのは「恐怖」や「不安」である。
これがあるから焦り、迷い、ストレスが溜まる。
この悪循環から、人とのコミュニケーションが怖くなり自己主張もできず、周りから「バカ」だの「でくのぼう」だの思われる。
こういったトラウマを解消することができたのなら、個別DVD鑑賞も必要なくなる時が来るのかもしれない。
「ストレス」というテーマで人生を俯瞰してみたときに、「短期的な利益」を取るか「長期的な利益」を取るか。
無意識のハンドルがどちらに切るかで人生は大きく変わるのかも知れない。
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