多店舗販売者必見!在庫連動アプリのメリット、デメリット

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多店舗展開をしようと考えるときに絶対に気にかかって躊躇してしまうこと

それは在庫補充のことに関してです。

ひとつの媒体で商品を販売していた時は仕入れた商品の数をそのまま補充すればよかったのですが2店舗目3店舗目と店舗を増やす事によって在庫をどう分配していけばいいのか?

また片方のモールでは売れないと思い少なく補充しておき、もう片方のモールでは売れると思い多く補充しておきます。

しかし予想は外れ全く逆の結果になりました、少なく補充したモールでは売れるはずなのに売り切れ状態で売り上げるチャンスを逃してしまい慌ててもう片方のモールの在庫を1個2個残して残り全てを売り切れ状態のモールの方に補充しましたが全く売れません。

次はもう片方のモールが売れだしたetc

なんてことが多店舗展開をしていると実際にこのようなことが起こってしまい機会損失にあってしまい、相当な時間と労力を失います。

商品が1種類や少ない種類の場合にならなんとかなりますがネットショップやモールに出品しているセラーの方の大多数は何十、何百種類もの商品数を抱えています。

何百種類も在庫数の管理なんかできないから1店舗だけでいい、ということで2店舗目を諦めてしまう方が多いですね。

ですが在庫連携サイトを使えばそんな悩みも吹っ飛びます!

在庫連携サイトを使えば今までは

仕入れ数 10個

Amazon  5個

楽天    5個

づつ在庫を補充していたけれど

在庫連携サイト

仕入れ数10個

商品マスタ  10個

Amazon 商品マスタに紐づけ  10個

楽天   商品マスタに紐づけ  10個

となり1個売れると↓

商品マスタ  9個

Amazon   9個

楽天     9個

と自動で在庫連携を行ってくれます。

これは画期的ですよね?僕はこれだと従業員一人分浮くじゃん!とはしゃいだ記憶があります。

ですが以外に使ってみると新たな悩みが出てくることが解りました。

初期設定がめんどくさい

私が使っていた在庫連携システムは初期設定に普通の人で1ヶ月はかかります。

中にはちんぷんかんぷんになりクラウドワークスで外注を頼んで初期設定

してもらっている方もいます。

どの在庫連携サイトでも商品マスタと言うキーになるコードと商品データ(在庫数など)を作成しなければいけません

その商品マスタに紐づけをして自動でFTP形式で在庫連携サイトから各モールに在庫情報をアップロードして在庫連動をします。

この紐づけやサイトのシステムを頭でイメージできない為覚えるのに一苦労する人が多いみたいで私も散々悩まされました。

システム不具合が起きることが多い

結構頻繁にシステム不具合が置きます。

例えば

~本日7:00から13:00までの期間楽天での在庫連携が行われていませんでしたがただ今復旧いたしました~

とか

受注システムに不具合が生じて売れたのに売れていないことになっていて

在庫が変動しなくて売り切れ状態なのに商品が売れてしまい泣く泣くキャンセルし

お客様に怒鳴られたことなどがありました。

なので在庫連携サイトを使っているからといって全てが自動ででいるとは限りません

やはりちゃんと監視し連携されているかチェックしていることが多かったです。

ですが多店舗で営業するのであれば在庫連携システムは使ったほうがかなり楽になるので

私は在庫連携システムを使用する事をオススメします。

その私の使っていたサイトは月1万前後のシステムなので無料ではないのですが

1万ぐらいで人を雇えると思えば安い物ですし、何事も経験。

使ってみて自分に向いている向いてないか、必要か必要ではないかを決めることも大事です。

多店舗で販売すれば売上はあがります。

ですが労力も増えるのでその増えた労力をこのようなツールやシステムで出来るだけ自動化させていくのがビジネスを成功させる一つの答えだと思っています。